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6年前なら、この子は助かっていたかも・・・
■7歳女児が刺され死亡、帰宅直後の玄関前で
…兵庫・加古川
            (2007年10月17日3時2分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071016i314.htm


私の知り合いの現役外科医が
上記の痛ましい事件の件で日記を公開されていました。
掲載の許可を頂きましたので紹介したいと思います。



******


6年前なら、この子は助かっていたかも・・・

明石に赴任していたときのことを思いだし
加古川から須磨までの距離を思った・・・
この子には絶望的な距離だっただろう。


もしかしたら6年前なら、この子は助かっていたかもしれない。

それほど、近年、救急の現場から 小児科の現場から
人はいなくなってしまった。。
それは、この6年間のあきらかな失政なのだ。

集約化・・・お役人の考えだ。
搬送時間というファクターを忘れている。
自分たちのお役所仕事とおなじ次元でかんがえている。
この子には とりあえず輸液、てきれば輸血でもたせれば
なんとか息があったまま高次施設の手術室に運べた。
また、失血で心臓が止まった場合は、通常は殆ど絶望だ。
そうなるまえになんとかしなければならないのだ。

6年前なら、手術できなくてもいいから、そこにたどり着くだけの命を繋ぐ仕事、使命感をもって、それだけの仕事を引き受ける施設はようけあった。

でも、もう駄目だ。研修医制度で人数が減ったのもそうだが、
助けようとして頑張っても、
結果が悪ければ業務上過失致死疑いで警察に逮捕される事例あったからだ。
あるいは、不起訴になっても、今尚 民事でマスコミから叩かれ 風評被害にさらされている医師もいる。

それがおかしいと、医療現場がどれだけ叫んでも
マスコミは、医師がわるいというばかり。

だから、皆、そういう現場からいなくなってしまった。
自分の信念に殉ずるのならまだよいが、
周囲まで風評被害で路頭にまよわせてしまう。

最初の輸液のスタートが早かったら・・・・っと指摘すると、おそらく、また、たらいまわし などといって医師を批判する論調がマスコミからでて、そういった記事が売れるだろう。

そして、さらに「駄目かもしれないけど、乾坤一擲の救命を試みる」医師はいなくなっていく。

(今 終わった手術も リスクの多いものだった。精神力使い果たした・・・休憩・・・)


・・・世の中は、いつになったら、その本当の理由に気付くのだろうと思う。
これから、どんどん状況は酷くなっていく。
もっと沢山の方々が亡くなっていく。

勿論、いかなる死もつらいものだが、外傷死はつらい。
いきなりである事もあるが、・・・若い命が多いのだ!!

ドクターヘリも、使える場所と時間(夜間 悪天候ではヘリは飛ばない)があり、救急医療現場の崩壊を補完するものには、実はなりえない。

袋小路に入ってしまった 救命の現場が そこにある。


******


私もこの事件のことをニュースで知った時、どうして助からなかったんだろうと思いました。
まだ息があって、犯人の様子も話せた柚希ちゃん。
失血死…間に合わなかったんだ…

私にも7歳になる娘がいます。
他人事ではありません。
残念で仕方ありません。


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この記事に対するコメント

医師側制度は優れていて、患者側制度がダメなのがアメリカ。逆なのが日本。 日本の外科医だったら、アメリカの1/5の手術経験で専門医の資格が取れてしまいます。脳外科も心臓外科も、最高の技術を持つ人は海外で研鑽した人たちです。手術数を稼ぐためにアフリカまで出かけて行ったりするアメリカの医師の姿がテレビで紹介されるようになって、日本の医師に対する社会の批判が強まっていたのを、政府は患者側制度の縮小に利用してきました。 でも、本当に必要なのは、専門医認定を厳しいものにしたり、免許を更新制にしたりすることで、医師の社会的信用性を高めることでした。 これは多分に医師会にも責任があります。免許の更新制を医師会から自発的に提案していたとしたら、医師に対する風当たりはずいぶん穏やかになっていたはずです。
【2007/10/21 07:42】 URL | Lexar #tV7uNBRQ[ 編集]


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