女40代の再就職マニュアル 知的で経験が生かせる資格・・・」
これは「プレジデントFamily」3月号の第二特集だ。
職場でこれが話題になった。
実際に仕事をしている立場から、全員が批判した。
「何が『輝く』よ。身を削って働いているのに」
「もう、ボロボロよ」
彼女たちは講師仲間。
社会的には、そこそこ「知的」だと思われている仕事だ。
実際に、知的な人々なのである。
昼食を食べながら出る話題は「政治」「教育」「犯罪」。
イラク情勢を心配し、愛国心や奉仕の強制を嘆き、
それでも前向きに生きている。
そんな彼女達でもボロボロなのである。
いや真剣に仕事に取り組めば取り組むほど、ボロボロになってしまうのだ。
だから「輝く」とか「知的」とか、そういういい加減なことを言って欲しくないのだ。
しかし、この見出しの表現は恐らく実態の隠蔽である。
本当は「教育費が足りなければ、妻も働こう」ということなのだろう。
実際、隣には「年収500万でも大丈夫?! 解決! 教育費の悩み」という特集が載っている。
二つ並べるとほほえましい。
借金までして塾に通わせる例もあるという話だ。
そこまで親を追い立てるのは不安ではないだろうか。
「ゆとり教育」も「反ゆとり教育」も、どちらも親の不安を煽っている。
加速する競争がそれに拍車をかける。
「プレジデントFamily」は、教育をほぼ終えた私たちの世代に評判が悪い。
友人たちも一様に、「本気で読んでいるなんて信じられない」と言う。
受験に熱中した結果どうなるのか、身を以て知っているからだろうか(笑)
「教育が情報化される時代」のヒット商品だとは思うが、先々が心配だ。by G2

