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「硫黄島からの手紙」に見る理性
年末年始最大の話題作「硫黄島からの手紙」を二回観た。
ほぼ消えかかっていた戦争体験が、ハリウッドによって掘り起こされたわけだ。

昨年大ヒットしたらしき「男達たちの大和/YAMATO」はひどかった。
愛する者を守るために死んでいく「愛と涙の物語」にされていて、
無謀な太平洋戦争を象徴する「戦艦大和の悲劇」が曖昧にされている。
過去を理性的に見られないのは本当に不幸だ。
「硫黄島からの手紙」は淡々とエピソードを積み重ねつつ、個人が国家の論理に潰されていく様子を見せる。
二つの映画における意図と手法の違いは、音楽にも現れている。
ドラマチックな音楽や高々と悲劇を歌い上げる主題歌は、それだけで戦争の美化につながる。
「硫黄島からの手紙」が終始、抑制された最低限の音楽しか流さないのは賢明であり、製作者の理性を感じさせる。

興味深いのは銃後、つまり日本(本土)の描き方だ。
召集令状は「おめでとうございます」という言葉と共に届けられ、
死にゆく国民はそれを、「ありがとうございます」と言って受け取らなくてはならない。

愛国婦人会のたすきをかけた近隣の女性が、「お国のために身を捧げよ」と迫る。
日の丸を掲げていない非国民の家には憲兵がやってくる。
若者の多くが、この映画で初めて憲兵のことを知ったのではないだろうか。
憲兵は恐ろしい存在で、戦争に少しでも非協力的な言動を見せる国民がいないか、いつも目を光らせていた。

GWには、石原都知事が製作・監修する、特攻隊を美化した映画が公開される。
アメリカ人がこういう理性的な映画をつくっているのに、全く恥ずかしい話だ。by G2
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画


この記事に対するコメント

あけおめ。(^^)/

戦争は勝っても原爆をアメリカは美化しています。(キリスト教的にね。)日本の様に負けても映画で美化しますね。

石原氏もリアルで話をすれば戦争を積極的にする人ではないと信じたいですが、どうなんでしょうね?石原氏も自分の友人が亡くなったのを悲しんだので映画を作るんではないでしょうかね?
【2007/01/05 22:10】 URL | そううそ #-[ 編集]


僕の友人達は硫黄島を見て靖国神社に参拝したくなった
そうです。良くも悪くも先人たちの苦労があって今の日本
があると思います。あの体制化で靖国で会おうと死んでいった人に、感謝する気持ちをなくしたくないですね。
【2007/01/06 01:29】 URL | fuu #-[ 編集]


観に行く時間的余裕が無いが、
観に行かないといけない映画だなぁ、と思う。

「靖国で会おう」と行って死んでいった人たちを想うと、いたたまれない。
彼らは「犬死に」だったのだから。
国体という幻想を信じ込まされていたのだから。
何とバカバカしい歴史だろう。
悲劇としか言いようの無い歴史だ。
こんなこと、二度とあってはいけない。

現代を生きる僕たちが肝に命じるべきなのは、
こうした犠牲の無い社会を創るということだと思う。
僕は、人を犠牲にするあらゆる考え方を否定したい。
誰も犠牲になってはいけない。
どんなことがあっても、生きて生きて生き抜くべきだ。
ましてや、国の為に死ぬなんて、こんなバカバカしいことは無い!

「20世紀少年」(浦沢直樹著)の主人公のケンヂは、
世界の滅亡に立ち向かう前に、仲間にこう言った。

 自分の命が危ないと思ったら、一目散に逃げてくれ。
 頼むからみんな死なないでくれ。

硫黄島の人たちは、逃げるべきだったのだ。
自分の大切な家族の下に帰るべきだったのだ。
でも、なぜ帰らなかったのか?
このことを、現代に生きる僕はもう一度、真剣に考えたい。

【2007/01/06 03:09】 URL | 兵士シュベイク #-[ 編集]


こんばんは。

シュベイクさんに同感です。

>こうした犠牲の無い社会を創るということだと思う。
そうですね。

 >自分の命が危ないと思ったら、一目散に逃げてくれ。
 >頼むからみんな死なないでくれ。

これは難しいですね。
もし戦争が始まってしまうと現場の兵士はそうは言えないでしょう。(気がします)

>彼らは「犬死に」だったのだから。
>国体という幻想を信じ込まされていたのだから。
>国の為に死ぬなんて、こんなバカバカしいことは無い!
>自分の大切な家族の下に帰るべきだったのだ。

国といっても曖昧な物ですね。家族の集合体でしょうか?
国の為、家族の為というのがやはり理由になりやすいんでしょうね。

シュベイクさんのこうした意識は平和社会のうちに大きく構築されるべきですね。
戦中や戦後では後悔先に立たず。です。
【2007/01/06 22:13】 URL | そううそ #-[ 編集]


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