Make Your Peace
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004


プロフィール

MYP2004

Author:MYP2004
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



RSSリンクの表示



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


こんな奴のさばらしといたら、ニッポン妖怪の名折れや ~1968年制作の映画「妖怪大戦争」~
51B47MFTX5L.jpg


時は江戸時代。
遥か西方で目覚めた古代バビロニアの吸血妖怪ダイモンが日本に襲来、
伊豆代官を殺害し、代官になりすまして悪行を尽し人々を苦しめる。
異変に気付いた河童や油すまし、ろくろ首たち古来の日本の妖怪たち
がダイモンに挑むが、完膚なきまでに叩きのめされる。

人間の協力を得て再び立ち上がった油すましたちは、日本全土の妖怪
に決起を呼びかけ、無数の妖怪がダイモンに立ち向かい、遂に追い払う
ことに成功した。


随分昔に観た映画をふと思い立ち、レンタル屋で借りてきて観直した
が、これがめちゃくちゃ面白い。

とにかくニッポンの妖怪たちが情けない。
ひょうきん者の河童は頭の皿を柱にこすりつけられ、ほうほうの体で
逃げるし、ろくろ首は長い首を結び付けられる。
挙句の果てに、人間が用意した魔よけの札で逆に壺に閉じ込められて
しまい、身動きがとれなくなってしまう。

それでも妖怪たちは負けない。
リーダー役の油すまし(なぜか関西弁)はニッポン全土の妖怪を呼び
寄せて最終決戦に臨む。

ダイモンを打ち倒した後、妖怪たちはいずこともなく姿を消してしまう。
功を誇ることもなく、喝采を浴びるためにその姿を衆目に晒すこともなく、
「さあ、引き揚げよう」と奥深い森林へと帰っていくのだ。
なんともカッコいいではないか!

映画は時代の子とは言うものの、あくまで映画として楽しめばよい。
政治的な目線で見ることは、返ってその映画を矮小化してしまう。
だが、筆者には吸血妖怪ダイモンとグローバリズムが二重写しになって
しようがないのだ。

過度な競争、自由主義、無責任な自己責任論、混乱の果ての英雄待望
など、日本には今、吸血妖怪ダイモンの如き魑魅魍魎が蠢いている。
人々は身動きがとれなくなっている。

こんな状況に対抗するには、たった一人の英雄などいらない。
日本の大地の底に眠る河童や油すまし、ろくろ首を呼び戻そうでないか。
私たちの中にいるはずの妖怪を呼び覚まそうではないか。

  こんな奴のさばらしといたら、ニッポン妖怪の名折れや

油すましが言い放つその言葉のままに。


スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://myp2004.blog66.fc2.com/tb.php/280-f5cbba98
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。