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「故郷」の歌を聴いて考えた愛国心/2.11脱原発デモ体験記
デモ

昨年秋の新宿デモで、目の前で次々に参加者が逮捕されていくのを見て衝撃を受け、
以後は家でTwitterを眺めながら、ああだこうだと煩悶していた私。
原子力村の猛烈な巻き返しを見て、座視していられないと立ち上がり再度のデモ参加を敢行した。

集合場所は代々木公園である。
出発前に集会があり、大江健三郎が登壇。
いい話をしていたようなのだが、マイクの音量が小さくてよく聞き取れず。
がっかりしたが以後はマイクの音量も上がり、その後に登場した福島の人の切実な声も、
山本太郎や藤波心の言葉もよく聞き取れた。

山本太郎の情熱的な呼びかけが良かった。
「今日は建国記念日ですが、ここにいる人たちこそ本当に国を愛する人々ですよね」
そうだ、そうだ。
続いて登場した藤波心、15歳とは思えないしっかりした言葉で語る。
そして「故郷」を歌った。

これがすごく良くて、会場にじわっと感動が広がった。
「山は青き故郷 水は清き故郷・・・」
山紫水明の地と日本人が言ってきた故郷の風景が、原発事故で奪われてしまった。
怒れ、民族派! 怒れ、日本人!
これで怒らなかったら世界から笑われる。

デモには色々な人が参加していた。
JR労組や自治労などの昔からの組合の旗に混じって、
「法政大学卒業生 九条の会」とか「日大全共闘」といった旗がなびく。
「日大全共闘」ですよ、皆さん。
でも新しい旗だから、定年退職後また旗を掲げてデモに復帰したということか。

革マル派もいた。
この人たちはどこにでもいる。
そして、横断幕を掲げてアジ演説をしてビラを配っている。
叫び方はともかく、訴えの内容はまともだ。
帽子の上に赤い鉢巻き。
娘は「革マル派だって!」と驚きの声を上げ、ビラを受け取りに行った。
「実録・連合赤軍 浅間山荘への道程」を観て以来、そっち方面に関心が高いらしい。

で、私と娘は一般市民のグループに入って歩いた。
若者や女性、家族連れも目立つ。
ここは音楽入りのサウンドデモである。
太鼓の他、アコーディオンや尺八も参加している。
尺八がデモに合うのは発見だった。
デモにも和の文化が進出か。

「故郷」の歌は、拉致被害者連絡会の集会でも常に歌われているそうだ。
愛郷心や愛国心について考えさせられる。
愛国心はずっと右翼の専売特許だった。

左翼やリベラルは冷めた人たちの集団・・・というより日本嫌いの集団だった。
厳密に言えば体制嫌いなのだが、結果として日本嫌いになっていた。
この辺が、愛国心と民族主義とは異なる韓国との違いか。

だが大震災と原発事故は、そういう在り方を過去のものにしたと思う。
いや、過去のものにしなければならないと思う。
15歳の少女が歌う「故郷」は本当に感動的だった。

経済のグローバル化がもたらした新自由主義に歯止めがかからなかったのは、
それが元々リベラルの主張だったからである。
国境を超えることを批判するのは保守の思想で、笑うべきものだった。
だがそれは間違っていたと思う。

テレビで木村太郎が、「ソニーの新社長はスティーブ・ジョブズになれるかどうか。
なれなかったら日本の家電は終わりでしょう」と平然と言い放っていた。
元々冴えない人間だと思っていたが、その冷酷な言い方には驚いた。
この男は勝ち組で、いつでも日本を脱出できる財力と人脈がある(と思っている)のだろう。
愛国心ゼロである。
こういう人間と一緒になっていてはいけない。

さて、一般市民の多いサウンドデモは表現のスタイルも多様で、
プラカードにはマンガや気の利いた言葉があふれていた。
「ただいま被曝中」なんて、実にいいキャッチコピーではないか。

ゲバラの写真と和歌を記した、手作りの素晴らしい幟を立てている人もいた。
真っ白い旗に見事な筆で「脱原発」と書いた人もいた。
その写真が撮れなかったのが残念だが。
手作りの小さな反原発バッジを売っている女性もいて、かわいいので幾つか購入した。
若いカップルも買っていた。

私と娘は相談したわけでもないのに、揃ってマスクに「原発NO!」と書いていた。
そのためか、外国人から写真を摂らせて欲しいと言われた。
次回はもっと工夫しよう。
ここは腕の見せ所だ。

原宿の、おしゃれな店が並ぶ通りを歩いていた時、娘がぼそっと言った。
「私も本当は、こういう所でのんびり買い物をしていたいのに」
娘よ、嘆くでない。
少数者の信念が大切なのだ。
そう言えば、ぐずる小さな子どもに「あなたの未来のためよ」と話していた母親もいた。



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