Make Your Peace
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004


プロフィール

MYP2004

Author:MYP2004
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



RSSリンクの表示



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


中国非難の大合唱で、日本外交は歴史的孤立へ
今の日本は中国批判の大合唱だ。
中国を批判せずんば日本人に非ずといった勢いである。

だがその影で、日本外交は歴史的孤立に向かっている。
それは間もなくAPECの場で明らかになるだろう。
そしてそれをまた中国のせいにして溜飲を下げているうちに、日本の歴史的孤立は決定的になるのだ。

その様子は昭和の初め、1930年代の日本外交を思わせるものがある。
歴史は繰り返す。
昭和の初め、日本は中国に対して挑発を繰り返した。
それに中国が対応すると、「日本をバカにするな」「侮日だ」と激昂した。

今回の尖閣諸島における衝突問題も同じである。
穏便に済ませられたのに、敢えて大問題に発展させた。
後は中国が度々発した解決のメッセージを無視、あるいは読み違えて事態はどんどんエスカレートした。
満州事変以降、日本は戦火が治まりそうになると何か事を起こしたが、今回も面白いほど似ている。主犯は前原外相である。

前原外相は、真実と違う情報をリークしてはマスコミに流させて、国民を洗脳している。
ハノイにおける日中外相会談だって、中国はやると明言していないのにそう流し、直前にキャンセルされたという印象を広めた。

テレビは繰り返し、「中国側の都合で一方的にキャンセルされた」と伝えている。
そして、アメリカを始めとする国際社会は日本の側についているという希望的観測を、あたかも事実であるかのように流す。

そんなことをしているから、ロシアまで領土問題を持ち出してきた。
日本をめぐる国際情勢は急速に悪化している。
東南アジアが中国を恐れて日本を頼りにしているなんて、笑い話のレベルである。
全てはアメリカに有利に働くのだ。
そしてアメリカは、中国と良好な関係を築きたいと思っている。

全てはAPECの場で明らかになるだろう。
菅直人首相ははAPECの「成功」を心から願っていて、自分の得点にしたいらしい。
だが恐らく、惨めな結果になるはずだ。
中国は参加はするだろうが、主眼はアメリカとの会談。
足下を見て領土問題を持ち出してきたロシアもやりたい放題だ。

こんなひどい状況にあるのに、どうして誰もまともに批判しないのか。
最大の理由は、そういう人間はテレビに出られないからである。
冷静な人も、今は何を言ってもこの流れは止められないと悲観しているのだろう。
下手にマスコミに出たら何を言われるかわからない。

優等生は無駄なことはしない。
だから優等生なのである。

だがそれだけではないと思う。
日本の知識人や大学人の心の中に、「中国のやりかたも悪い」「中国は遅れている」という意識があるのではないか。
このところ、中国を批判できるかどうかが問われるような情勢だった。

中国に問題があるのはわかっているが、今はそれが問題の本質ではない。
大切なのは日本がどういう外交をするかなのだ。
問うべきはこちら側の対応である。

しかしそれ以上に深刻なのは、日中関係の重要性を本当のところはわかっていないのではないかということだ。
中国問題の専門家を別にすると、意外に歴史も知らないのである。
これは私が最近発見した驚くべき事実である。

その背景には80年代以降、ポストモダニズムが跋扈する中で知性や教養の在り方が大きく変わったことがある。
日本は千数百年に渡って、中華文明を土台に独自の文化を築いてきた。
「漢」と「和」のバランスを取りながら知性や教養を磨いてきたのだ。

それは明治維新以降も消えなかった。
実は漢文への情熱は江戸時代より、明治以降の方が盛んになったのだ。
西洋と出会った日本が過去を振り返り、伝統に回帰しようとしたからである。
明治時代は江戸時代より漢字が好まれる社会だった。

しかし80年代以降、新自由主義と民活が拡大する中で「漢」は完全に消える。
旧制高校以来の古いエリート文化だとみなされたのも痛かった。
ちなみに欧米の「欧」も消えた。
ヨーロッパは、明治維新以後の日本に多大な文化的影響を与えたのだが。
残ったのはアメリカ志向だけである。

アメリカが、日本社会を閉鎖的だと決めつけて執拗に求めた市場開放は一面、中華文明を土台に日本人が営々と築いてきた文化の否定だった。
あれが日本人の精神における中国離れを決定づけたと、私は思っている。

日本人は、自分で自分の過去を否定することになった。
これは大きな損失だった。
日本人は大事なものを捨て去った。

中国を見下すことは自分の過去を見下すことなのである。
日本人はこのことに気づかなくてはいけない。
その時に初めて、日清戦争以来歪んでしまったものが何なのかわかるはずだ。
それは自画像なのである。

日本人の知性と教養は痩せ細ってしまった。
それがこの歴史的危機にあって、当然出るべき意見が出ない大きな理由だ。
私はそれを心から残念に思う。

今、日本は歴史的転換点に立っている。
自分の国が歪み、孤立していくのを見るのは気が重い。
なぜなら私は愛国者だからである。

かつてミスター円と呼ばれた榊原英資・青山学院大学教授は、上海万博開幕当時こう述べたことがある。
「中国を恐れてはいけない。
 日本は中国の目で世界を見よ。
 中国の目線で見れば世界が見える」

アメリカコンプレックスのない人間の発想だ。
中国にのみ強硬な今の外交は、実は深い屈折を抱え込んでいる。
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

>なぜなら私は愛国者だからである。

はい、愛国者が少ないこの日本の未来は暗いですね。
【2010/11/02 17:11】 URL | maneappa #-[ 編集]


日本って元々孤立していた国だと思いますけどね。
鎖国してたし。孤立って独立みたいなものですよ。
今は核でも持てば孤立してもいいってのが現実世界になりつつあるんじゃないですか?中国や北朝鮮こそ孤立しても相手が下出にでますからね。それの背景は軍事力とか資源でしょうね。文化なんてこれらにくらべれば霞んでるのが現状ですよ。
【2010/11/02 22:25】 URL | あい #-[ 編集]


中国で生活した事がありますか?
中国人と実際に接した事がありますか?

未だに国際平和など毛ほども考えない一部特権階級、その洗脳によって周りの見えないこれ又利己主義な人々によって多数が形成された国。
そんな国家が、いつまでも近代の被害をネタに強請を続け、反面国際法廷には決して持ち出せぬ難癖領土拡張を複数国家にし続けている。
そんな国にどこまでも下手にゴマをすり続けるのが素晴らしい対応でしょうか?
著作権や今回の事件での市民の反応、国境無き記者団の調査結果等を持ち出すまでもなく、彼の国の民度は底辺レベルです。


いくつかの日記を拝見させていただきましたが、思い込みを根拠としたこじつけが多く、驚きました。


先日、たかじん氏の番組で彼の国の知識人(と思しき方)が語っていた通り、
「儒教思想は中国で確立されたが、民族の思想として取り入れ実践しているのは日本人だ」
という事です。

【2010/11/06 05:08】 URL | ハナ #JalddpaA[ 編集]


ブログ主は、日本はアメリカの属国といい、一方では孤立していると言ってますが、もうちょっと考えてみよーね♪
【2010/11/06 13:26】 URL | #-[ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://myp2004.blog66.fc2.com/tb.php/223-7c6947a7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。