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日本は別亜?!/国学への回帰は退歩
 最近、日本はアジアの中でも特別の文化・文明を持っているという意味で、「別亜」なる不可思議な言葉が使われている。より具体的には、中華文明とは違うという主旨らしい。

 東アジアとは違う、日本は日本だという主張だ。でもそういうことを言えば、どの国もどの文明にも属さないということになる。どの国も独自の文化を持っているのである。それを、敢えてそういう言葉を作るのは奇妙だ。

 中国とどう距離を取るかということは、昔から日本の課題だった。国風文化も国学もその産物である。確かに朝鮮半島に比べて中国から遠く、その影響は限定的だった。科挙も取り入れなかったし、儒教も一般人の規範にまではならなかったと言えるだろう。

 しかし、中国の影響を否定するのも不自然ではないか。結局、今出ている別亜思想も国学の延長でしかないと思う。もちろん東アジア共同体構想の実現は難しい。簡単に実現すると思っている人は小数だろう。

 堺屋太一は、「鳩山首相が考える東アジア共同体と中国の考えるそれとでは、中身も範囲も全く違う」と言っている。日本人の考える東アジア共同体は、地理的には朝鮮半島を中心に、日本と中国がつながるものだ。しかし、中国の考えるそれは中央アジアまで含むもので、その中で日本はカザフスタンと同列の隣国に過ぎないそうだ。

 まぁそうだろう。中国と日本とでは発想のスケールが違う。経済発展を続ける中国は自信満々で、これから日本を軽んじることになるかもしれない。既に、アメリカと中国のG2で世界を支配するという声も出ているようだ。

 だが日本にとって、東アジア共同体構想はチャレンジする意味がある課題だ。明治維新以来一世紀半、日本が築いてきたアジア像を転換することが、今必須の課題だからだ。

 今ここで国学に回帰することは収縮でしかない。思うに、幕末や1930年代に国学が隆盛したのと同じ危機的状況が、今日本を覆っているのではないか。しかし、ここで前に進む知的作業を怠るとまた失敗する。今度こそ、アジアといい関係を築く努力が絶対に必要だ。今が最後のチャンスなのである。
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