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鳩山政権 ― 外交と二酸化炭素

 2020年までに日本の二酸化炭素排出量の25%を削減するという目標を提示することで、鳩山由紀夫首相は華やかな首脳外交デビューを果たした。世にいう鳩山イニシャティブである。
 この鳩山イニシャティブはとてもよく出来ている。まず、「主要排出国が新たな枠組みに参加することを条件として」という限定がついている。鳩山イニシャティブには、「主要排出が新たな枠組みに参加しないのであれば、日本が二酸化炭素削減で目標を達成できなくても、他国に文句をいわせないぞ」という意味が含まれる。
 主要排出国の態度がどうであれ、鳩山イニシャティブは悪くても日本経済に対して中立だ。

主要排出国が新たな枠組みに参加する場合

 日本も他の主要排出国も、輸出製品には二酸化炭素排出削減コストが上乗せされることになり、日本にとって競争上の不利はない。他国が二酸化炭素排出削減のために日本から設備を買えば、輸出額は伸びる。
 国内に目を向けても、ある企業が二酸化炭素排出削減のために支出すると、そのための設備などを納入する別の企業にとっては収入になる。国内で二酸化炭素削減のための技術と設備を調達できる限り、経済は縮んだりはしない。

主要排出国が新たな枠組みに参加しない場合

 25%の削減目標から日本も解放されることにはなる。
 しかし、輸出企業にとっては、状況は大して変わらない。
 例えば、ヨーロッパ経済圏は自動車の排気ガスに含まれる二酸化炭素の量について徐々に規制を厳しくしていき、2020年ごろには10·15モードよりも値が悪くなりやすいヨーロッパ基準で24.4km/ℓくらいを達成していない車両ごとに、製造会社に罰金が科せられる予定になっている。日本のホンダフィットもマツダデミオも、今のままではヨーロッパ市場から締め出されてしまう。
 悪くいえば、二酸化炭素排出規制を謳い文句に、ヨーロッパは貿易政策で保護主義を実践するつもりだ。
 自動車からの二酸化炭素排出は全体の排出の半分ほどである。仮に日本がヨーロッパの基準を満たす自動車を作れば、それだけで25%削減という目標にかなり近づく。
 産業政策としても、鳩山イニシャティブは悪くない。

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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済


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