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女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?
 「女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?」という本がある。著者は、下流ネタで新書を出し続けている三浦展。女子高生のなりたい職業のトップ10にキャバクラ嬢が入っている現状を、いつものあまり実証的でない手法で叙述したものである。

 女子高生のなりたい職業のトップ10に入っていると言っても、そこには数字の魔術がひそんでいる。キャバクラ嬢人気は、ある層に特有の現象なのである。今、過半数の女性は学校を出ると、男性と同じように必死で就職活動をする。先日テレビで、そういう様子を見た。

 仙台の女子学生三人が一ヶ月半、東京でウィークリーマンションを借りて企業回りをしている。どうしても出なければならない授業がある時は、夜行バスで帰る。今までに就職活動に使ったお金は、40万円を超えるそうだ。

 結局、その一ヶ月半では内定が取れず、泣きながら仙台に帰っていった。これからは夜行バスで東京に通うことになるという。多くの女子学生が、こんなに真剣に就職活動をしているのである。

 キャバクラ嬢になりたいと考えるのは、彼女たちとは違う層だ。努力して何かになろうとは考えない、あるいは考えられない層なのである。恐らく、高校時代に学業に対する関心を失った少女たちだ。そんな彼女たちが輝く仕事、自己実現の手段として、キャバクラ嬢が注目されているということはあるだろう。

 その背景の一つに、軽薄で視聴率第一主義のテレビが、盛んにキャバクラ嬢を持ち上げている実態がある。キャバクラ嬢だけ集めたバラエティー番組を放映するなど、新味を出す手段として利用しているのだ。

 「小悪魔ageha」というキャバクラ嬢風ファッション誌まであって、売れている。こうなると便乗ビジネスが次々に出てくるのである。しかし、キャバクラ嬢出身の女性編集長はこう述べている。「実際にキャバ嬢をしているのは、それなりに事情がある女性。高校生がなりたい仕事として挙げるなんておかしい」。

 当然の話だ。しかし、こういう常識が忘れられがちなのである。便乗ビジネスがあふれるに従って、キャバクラ嬢が社会で認知されたような風潮になってきた。中には「職業に貴賎上下の差別はない。立派な職業だ」などと言い出す勘違いも出現した。

 「職業に貴賎上下の差別はない」のは当然だ。キャバクラで日々の糧を稼ぐ女性を差別する理由はない。だが、目指すべき立派な仕事とまでは言えないだろう。恐らく最大の問題は、産業社会に人材を提供するシステムとしての偏差値体制が、ある層を脱落させることを前提にしていることだ。

 市場原理に貫かれた教育界は、ますます競争を加速させ、この層は今や邪魔者以外の何物でもない。人間への多様な評価、多様な価値観を復活させなければ、一部の少女たちはこれからもっと、おかしな価値観に傾いていくだろう。

 もう一点、性的魅力をアピールすることが、過剰なまでに賛嘆される風潮もある。これには様々な理由があるが、一つにはやはりマーケティングの問題がある。高い服が売れない中、皆が今着たい服をつくって売る「リアルクローズ」が主流になって、読者モデル上がりのデザイナーが市場を引っぱっている。それが売れているため、現状を誰も批判できない。

 もともとドレスコードが曖昧だった日本社会は今ロールモデルを失い、TPOが消滅しつつある。60代の野際陽子が携帯ゲームのCMに出るような時代で、着こなしの美しさを見せるような大人もいない。ファッションには公共性や社会性があると話す業界関係者もいない。
 
 60年代、次々にパリコレクションに挑戦していった頃のデザイナーには、日本人ならではの着こなしがあるという気負いと哲学があった。今や東京ストリートが最先端だと持ち上げられる中で、日本のファッション界は袋小路に迷い込んでいる。その行きつく先が制服ファッションとキャバクラ嬢風ファッションでは、シャレにならない。
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【2009/05/31 23:56】 | #[ 編集]


三浦展なんてトンデモ本ばっかり。
大体キャバ嬢がもてはやされてたのは景気の良かった去年まで。時給8千円までいってた歌舞伎町もいまじゃ精精4千円。大体金落としてた客はオレオレ詐欺で稼いでた裏職と外資系金融、不動産ばかりだったのだからそれらが淘汰された以上キャバクラも淘汰されてる。
心配しなくても来年にはランク外でしょ。
【2009/06/02 04:16】 URL | VIPPERな名無しさん #-[ 編集]


援助交際問題が『朝まで生テレビ』で論じられていたころ、西部邁の発言の中で、1つだけ印象に残っているものがあります。日本社会には陰影が薄くなってきたました。

貧富のスケール以外に、社会には明暗のスケールがあります。3つの領域に分ければ、白昼~薄暮~漆黒になります。

戦前からバブル期前まで、ある職業がどの領域に属しているのかは、社会通念上明らかなことでした。暴力団員は「漆黒」の住人であり、銀行員や技術者は「白昼」の住人です。日頃からどちらとも付き合いのあるキャバ嬢は「薄暮」の住人ということになります。

名案スケールのどの領域に属するのかについて最終決定前の存在である学生にとって、生存競争において危険性と不確実性の小さい「白昼」を目指すのは合理的なことです。

しかし、「薄暮」のキャバ嬢が「白昼」領域であるテレビなどの主要メディアで取り上げられるようになった結果、「白昼」と「薄暮」の境界はあいまいになりました。社会の陰影が薄くなったのです。

明暗スケールの領域間に流動性が増したことは、「薄暮」の住人たちの選択の幅を広げるという点ではよいことですが、「白昼」に向かう若者の勢いを弱めるという点では問題にもなります。

例えば、投資家は会社にキャバ嬢風の服装をした女性従業員が増えてきたら、その会社に投資し続けることをためらいます。経験上、そういう会社が危険であることを知っているのです。

投資家の心理という観点からは、同じことが、国全体についてもいえます。
【2009/06/02 13:47】 URL | Lexar #tV7uNBRQ[ 編集]

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【2009/07/15 12:13】 | #[ 編集]


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