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失策と不運
麻生政権が実施した景気浮揚策・・その目玉の一つが高速自動車国道のETC割引だ。
どこまで言っても1000円と言う格安料金は、なぜかETC装置を設置しないと受けられないサービスではあったが、おおむね好評と報じられている。
けれども、これによって5月の連休中に高速道路へ繰り出した自家用車により物流は完全に麻痺、本来、高速道路のヘビーユーザーであるはずの運送業者はこの割引のメリットは享受出来ず、道路の大渋滞による大幅な遅延に泣いた。

高速道路では慣れぬ利用者によると見られる大事故が頻発し、僕の周囲でも山陽道での20台玉突き事故に巻き込まれた人も出たほどだ。

しかし、これだけなら、影響は一時的なものであり、一種のお祭り騒ぎの中での出来事と捉えられるかもしれない。

問題はこのことによって、本来、地球温暖化防止対策であるはずのCO2減少へ向けた「モーダルシフト」の真逆を行ってしまっていることにあるのではないだろうか。

前に書いたように自動車交通とは本来、その駆動力が電気であれ内燃機関であれ、鉄道に比すると大きくエネルギーを損なうものであることは明白である。

たった数人しか乗っていないローカル線列車でも、自家用車数台分よりもエネルギー効率は高いのだ。


連休の総括としてJR四国が発表した数字には如実にそのことが表れている。
特急列車の利用率は軒並み前年割れであり、全体的に見て前年比89パーセントと言う信じられない結果に終わっている。
(同じ時期の本州JR各社は前年比94パーセント程度だったようだ)

四国は国鉄時代の近代化が遅れていたこともあり、JR化後、性急に近代化を推し進めてきた。
幹線の電化や高速化により、かつて夜行列車が走っていた高松と高知や松山の間は2時間少々で結ばれるように改善された。
けれども、急ピッチで進む高速道路の整備は、四国の交通の主役を鉄道から自家用車へシフトさせていった。

そんなJR四国の頼みの綱は、盆・正月・5月の連休における本州からの入り込み客の利用だった。

それがこの5月の連休に崩壊したのだから担当者の落胆は相当なものがあるだろうし、これにより、JR四国が経営体力をなくしてしまうと四国における鉄道ネットワークが崩壊する可能性すら併せ持っていると僕には見えてしまう。

高速道路1000円は目先の選挙対策だけの人気取り政策であり、それによって影響を受ける多くの産業へ計り知れないマイナスの影響を与えていると言っても過言ではないと断言する。
今からでも遅くはない。
この旧盆にも計画している高速道路1000円政策は即座に廃止すべきである。
公共交通の崩壊、運送業者への悪影響、CO2排出量の大幅な増加・・
これを最低の失策と言わずしてなんと言おうか。


さらに、連休、海外、中でも北米方面での新型インフルエンザ流行に対し、渡航の自粛や禁止を求めなかったことから結果的に連休明けに新型インフルエンザの大流行と言うしっぺ返しが襲い掛かってきた。
これはなにも、麻生政権の責任ではないし、経済のグローバル化が進行している現在にあって北米への渡航中止などできっこないのだから、不運と言えばまさに不運なのだろう。
しかし首相自ら「水際対策が出来ている」とは能天気なことではあったなと思う・・

けれども、我が身に振り返ると「不運」で済む状況ではない。

僕の住む神戸市ではまさに全市上げての「神戸祭り」の前日にこの事が発覚したことで、すべての行事が中止、さらに兵庫、大阪の全学校の休校、集客施設への営業自粛要請、「不急不要の外出自粛」などまで言われると、ここは戦時下かと思わず我が耳を疑ってみたくなる。
折り悪く、学校の修学旅行、文化祭、試合と言ったシーズンでもある。
折角の強引な麻生政権の景気浮揚策が実を結びつつあったときに、襲い掛かってきたインフルエンザは、景気浮揚策を完全になかったものにし、更なる景気の沈滞を呼ぶ可能性すらある。

昨夜の神戸の町はまさにゴーストタウン・・
幹線道路であって車の数少なく、店舗では閑古鳥が泣いている状況だった。

神戸では現在の状況が数週間続くと、かの阪神淡路大震災に匹敵する経済への打撃があるのではないかと、心配もしている。

****************

さて、昨夜の乗客の青年との話・・
「僕、百貨店に勤めているのですよ」
「うわ・・今日は大変だったんじゃないですか?」
「そうなんです・・神戸祭りにあわせてセールの準備して、商品を仕入れて・・それが全部無駄になりました」
「折角景気が上がって来ていたのに・・」
「景気の底が見えたと思ったんですけどね・・まさかインフルエンザでこんなことになるなんて・・」
「僕らも同じですよ・・人が動かないと商売にならんのです」
「ほんまに、商売にならなかったですよ・・大打撃です」

青年は開き直ったように、苦笑しながら降りて行きました。

失策と不運が重なった麻生政権・・
なんともはや、ご同情申し上げますが・・他人のことなど心配していられないのが・・神戸市民の本音です。
インフルエンザも明日はわが身・・
インフルエンザにならずとも、商売のお先は真っ暗です。。
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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済


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