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黄砂に吹かれて考えた
黄砂でぼんやりしている夕日は舞子海岸の春の風物詩

ここ数週間、関西では猛烈な黄砂が風に乗ってきます。
仕事の車も、一日走ると終業の清掃の際、拭きあげる雑巾が黄色く染まるほどで、雑巾を絞ったバケツの水も黄色く濁ります。

僕の住む神戸市の舞子は、瀬戸内海の東端にあたり、西風が強いのですから、黄砂の被害は他の地域より大きいのかもしれません。
ふと、「この空気を吸っているのか」と思うと、なんだか気持ち悪くなったりもします。

中島みゆきさんが作り、工藤静香さんが歌った「黄砂に吹かれて」を思い起こしたりもしますが、こと、現実にすさまじいまでの黄砂まじりの空気を吸うものにとって、そんな悠長な事は言ってられないと言うのが正直なところです。

僕は中国と言う国を嫌いではありませんが、こと黄砂に関する限り、「中国の野郎、自分ところの砂ぐらい、自分できちんと管理しろよ」と言いたくなります。




黄砂が増えている要因には黄河上流地域の砂漠化などの問題があるのは確かで、中国政府としても環境と開発の二つの問題に板ばさみになっていることでしょう。
思い出すのは、日本の高度経済成長時代、今から40年前の日本・・
工業化が進み、環境問題など後回しにされていたあの時代、僕は神戸・大阪の港湾地域で育ったのですが、そのころの日本がまさに今の中国と同じ状況でした。

大阪・築港の町から見る空は、晴れていてもややピンクに染まり、空の真ん中こそ青空と言った感じだったのですが、周囲はまさにピンクで・・
小学校の「図画工作」の授業での写生で、近くの天保山公園から見た景色の空をピンクに塗った僕に、美人の先生が「空は青いものでしょう」と言ってくれたのですが、僕の答えは「先生、空はピンクです」でした。

それでも青い空が真ん中だけでも見えるのはまだ良いほうで、時には空は曇り空のように白く濁り・・街中に霞がかかったような時もありました。
「今日はすごいスモッグだから、あまり外で遊ばないように」と先生に言ってもらっても、家の中でも同じ空気を吸うしかなく、子供心に矛盾を感じたものです。

日本もまたあの当時、偏西風に乗せて大量のばい煙や今で言うCO2を野放図に排出していたのでしょう。
考えれば、中国の東に日本や朝鮮半島があるのは不幸なことかもしれません。

日本の高度経済成長時代、日本が出す大量の排気は、日本の東、太平洋に散っていったのですから・・日本は他の国に文句を言われることもなかったのでしょう。

さて、今、その空気中のCO2排出削減が大きな問題になっています。
地球温暖化を防止し、安全に生物が生活するのための空気を保つ必要があるのはもちろんです。

でも・・ちょっといろいろ考えてしまいました。

**高速道路土日1000円はどうなん?**

つい先日、週末に兵庫県の自動車交通の大動脈である「第二神明道路」を走りました。
この道路は全線(須磨から明石西)を通行しても通行料は普通自動車で300円と言う安さで、東が阪神高速神戸線、西が加古川バイパスにつながっている大変便利な道路です。
しかも、神戸市の西端、明石市との境目にある大蔵谷I.Cから西へ向かうには100円を要するだけです。

この道路はそういう事情でいつも混雑しています。
平行して山陽自動車道もありますが、こちらは普通の高速自動車国道であり、第二神明道路だと、先述の大蔵谷I.Cから姫路や竜野まで走っても100円を要するだけなのですが、山陽道を通行すると近くの布施畑I.Cから姫路東まで1550円と言う事になってしまいます。

これまで、こう言う事情で山陽道は空き、第二神明道路は混んでいたのです。

ところが、この異変が起こった・・
ラジオの交通情報では山陽道で渋滞が発生とのこと・・
がらがらの第二神明道路を快調に飛ばしながら・・僕はなんだか釈然としない気分でした。

あの、高速道路土日1000円が・・ま・・こう言う結果を生んだのは間違いがありません。
姫路や竜野まで行く人ならば第二神明道路を通行するのでしょうが、岡山・広島方面だと・・
どこまで走っても1000円なら・・というわけです。

さらに、地元の海岸から明石海峡大橋を眺めると、まるで盆か正月かというくらい、沢山の車が走っています。
これでは環境対策を無視して自家用車を増やし、CO2排出量を増やしているだけのような気がしてきます。

同じ高速料金を下げるなら、なぜに業務用の車両の料金を下げてやらないのか・・
貨物運輸を担うトラック業界は不況で大打撃を受けています。
こういうところを根本的に支援してやったほうが、景気はその底から持ち上がってくるように思えてならないのです。

そういえばJR西日本が高速道路の大幅値下げを意識して格安の切符を発売しています。
もともと、高速道路の発達した西日本ですから、鉄道は常に脅威を受けているわけで、高速道路の大幅値下げに経営危機説も出るほど・・
まだ大都市通勤路線や新幹線を保有するJR西日本はマシなほうで・・単線区間が多く存在し、もともと需要の少ないJR四国などは必死にならざるを得ないでしょう。

また、僕の地元ではフェリーを運営する会社の経営危機も伝えられています。

鉄道やフェリーがエネルギー効率が良いのは周知の事実ですが、どのくらい良いかと言うと・・
鉄道のエネルギー効率を1とした場合、船舶は1.2、バスは1.5、自家用車は8.3、航空機は7.6、トラックは6.4と言う結果になります。
CO2排出削減には自家用車や航空機の利用を減らし、鉄道や船舶の利用を増やすことが最も効果的なはずですが・・

高速道路1000円はその真逆を行っている最低の政策と言う事になります。


**電気自動車は本当にCO2を削減できるか?**

では、その自家用車が電気自動車になれば・・車の通行料が増えてもCO2は減らせるではないか・・と言われそうです。
確かに、ある面ではそうなのです。
ですが、上記の比較は、何のエネルギーを使って走るかと言う比較ではなく、エネルギーの伝達効率を踏まえたものです。

電気で走るためには発電と言う作業が必ず必要になります。
この発電には水力、原子力、風力、太陽光などの方法もありますが、主力は火力発電所です。
火力発電所は大量のCO2を排出します。
つまり、電気を使う乗り物だからといっても、そのエネルギー効率が優れていることが大事なのは同じ事なのです。

タイヤで走る自動車は鉄のレールと鉄の車輪で走る鉄道に比べ、大きく効率が劣ります。
もちろん、ゴムタイヤがアスファルトと摩擦をする事で、ブレーキの効きや、加速が良くなることは言うまでもありませんが、肝心の「動かす」と言う事に関しては鉄道は圧倒的にエネルギー効率の良い乗り物であると言うことです。

僕は元、国鉄に勤めていましたから鉄道車両ではいろいろな経験をさせてもらっています。
たとえば、大きな客車・・あのブルートレインに使う寝台車など・・を動かす際、少し動かすくらいなら平坦地であれば一人の人間が手で押せば・・やがて客車はじりじりと動き始めます。
ところが、駐車している自家用車をサイドブレーキをはずしても・・人間一人で動かすのはなかなか難しいものです。

重量ではおよそ30倍の差があるはずです。

こんなものが簡単に動く鉄道と言うシステム・・
言い換えれば、それだけエネルギーの伝達効率が良いというわけなのです。

つまり、いくら自家用車を電気動力にしても、CO2排出削減と言う面では、鉄道にはるかに及ばないと言うことです。

しかも、その鉄道をどっちかというと・・遠ざけようとしている現在の政策に・・大きな疑問を感じます。

高速道路の週末値下げは2年間の期限付きだそうですが・・セーフティネットを設けられない現状では、その2年のあいだに、鉄道事業者が体力を消耗してしまい・・気がつけば大事な鉄道路線が消えていた・・などと言う事がないように・・願いたいものです。


**信濃川水力発電所の停止について**

国鉄時代から、首都圏の列車を運行するエネルギーとして、国鉄=JR東日本は自前の水力・火力発電所を保有してきました。
特に信濃川水力発電所では首都圏の電車の運行に必要な電力の半分ほども生産していたそうです。

これは将来を見据えた国鉄の優れた経営判断から生まれたものですが、JR東日本による不正取水が判明、今、この水力発電所はその稼動を停止しています。

これでは首都圏の通勤電車の運行に多大な影響が出るのは必至で・・
JR東日本はもうひとつの自前の発電所、川崎の火力発電所の出力を増やし、なおかつ、東京電力から電力を購入するとの事・・

しかし、これでも、真夏の電力量がピークになる時期には電車の運休も考えられるとか・・

確かに、JR東日本が慣例として行ってきた不正取水は言語道断ですが、水利権を取り上げる事による環境問題への影響も・・政治的に考えられなかったのか・・
大いに疑問が残ります。
日本はCO2の排出削減目標を達成出来そうにないと言われていますが、この発電所の停止に伴うCO2排出量の増加は相当なものではないでしょうか?

JR東日本には本来の水利権を認め、その代わり、罰金などの社会的制裁を加えるほうが政治的には優れているように感じるのは僕だけでしょうか?



**********


黄砂から大きく脱線(しかも鉄道の方向へ)してしまいましたが・・
電気とてまったく無害ではありません。

電気であっても、そのエネルギー効率を良くしていかないと・・我々や子孫の生活環境は守れないのです。
有害物質を含んだ黄砂を大量に発生させている中国でも自動車交通が輸送の主力になろうとしていることにも、大きな危機感を覚えます。
今こそ、事、輸送、交通に関しては更なるエネルギー効率の上昇に向け・・鉄道や船舶の保護を国家政策として打ち出していかねばならないと思うのです。
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