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JUDOではなく柔道だから/日本は日本の道を往け
柔道

 日本柔道が勝てない。最大の理由は柔道人口が減っていること、そしてグローバル化したことである。柔道は葡萄だから礼節にうるさく、今の若者には敷居が高い。一方、外国ではスポーツとして捉えられている。

 今や柔道人口が最も多いのはフランスだという。ヨーロッパのドラマを見ていると、「これから柔道の教室に行く」といった会話が普通に出てくる。あの少し特異な武道が、ここまで広まるとは思わなかった。

 で、世界に広まった結果、柔道は変質した。JUDOというスポーツになったのである。オリンピックを見ていると、レスリングに近くなったように思える。この流れを決定的にしたのがカラー柔道着の導入だった。この流れを主導したのは、ヨーロッパ柔道連盟を率いるオランダ人のヘーシンクである。

 開催国の特権で柔道がオリンピック種目となった1964年の東京オリンピックの無差別級で神永を倒し、日本の全階級制覇の夢を打ち砕いたヨーロッパ柔道の草分けである。あの時に生まれていた日本人にとって、決して忘れることのできない名前だ。

 ヨーロッパに柔道を広めたのは自分だという強い自負を持っていたヘーシンクは、お家芸として独特の美学を要求する日本柔道連盟と対立し続け、ついにアフリカ諸国を味方につけて、カラー柔道着導入を実現した。テレビ映りがいいからである。白い柔道着に深い意味を込めている日本柔道界は衝撃を受けた。あの時に、今日の状況は予測できた。できなかったとしたら、それは油断だ。

 JUDOは勝つためのスポーツである。柔の道ではない。日本柔道の美学は世界標準にはならなかった。いや、なれなかった。だがそれは仕方がない。世界に広まる過程で、柔道の多様化は避けられなかった。

 そこで日本柔道はどうするか。勝つためにグローバル化の道を往くか、礼節を重んじる独特の美学を貫くか。私は後者の道がいいと思っている。日本は日本の柔道を貫けばいい。必ずしも勝てないだろうが、それで構わない。勝つために大事なものを捨ててはいけない。無駄な競争から降りる勇気が必要だ。おお、これぞまさに日本の往くべき道だ。

 ところでTwitterを見ていると、外国人選手の柔道着の着方に対する批判が多くて笑った。乱れを直さない、だらしがないと文句を言っている人が多い。そうそう、この細かさが日本人なのだ(笑)




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