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日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004


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温家宝首相が避難所の子どもに送ったパンダのぬいぐるみ/27年の歳月が物語るもの
韓国の大統領と中国の首相が被災地の避難所を訪問した。
それぞれ思惑もあるのだろうが、私が注目したのは温家宝首相が子どもに渡したパンダのぬいぐるみだ。見るからに柔らかそうで、かわいいぬいぐるみでである。

1984年に行なわれた、日中青年三千人大交流を覚えているだろうか。
前年に来日した胡耀邦総書記が提案したものだ。
うちからも家人が参加して、パンダのぬいぐるみをお土産に買ってた。
そして当時一歳だった長女に渡したのだ。

ところが、長女は始めこそ喜んで受け取ったものの、暫く触ってから投げ出してしまった。
驚いて拾って見てみると、固くてごわごわしていて手触りも悪く、恐い顔をしているのである。

柔らかくてかわいいぬいぐるみに慣れた長女には、魅力が無かったのだろう。
そして、あの三千人大交流も一因となって、胡耀邦総書記は失脚してしまった。
これが天安門事件につながるのである。

避難所の子どもたちは、柔らかそうでかわいいぬいぐるみを、喜んで受け取っていた。
歳月の流れを感じる。
あれから27年、日本でも中国でも色々なことがあった。


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メルトダウンしても淡々と暮らす、思考停止状態の日本人
昨日のこと。
外出先に長女から、「東電が一号機のメルトダウンを認めた!」と一報が入った。
大騒ぎになっていると思って、帰宅してテレビを見てみましたが、いつも通り。
NHKの7時のニュースも、最後の方に軽く流していただけ。
以後どのニュースも、メルトダウンという言葉を避け、控え目に報じていた。
 
これでは、テレビしか観ていない人は、また何かトラブルが起きているとしか思わないだろう。ネットを見ていても、強い問題意識を持っていなければ、事態の深刻さはわからないと思う。プルサーマル発電を行なっていたことがバレた三号機は、一号機よりさらに深刻な状況だという話もある。

毎日こんなひどいニュースばかりなのに、なぜか淡々と暮らしている日本人・・。
よくわからないということもあるのだろうが、現実を直視できずに思考停止状態になっているのでは? もう考えても仕方がないと。
せいぜい節電ぐらいしか考えられない状態になっている。

ここで革命や政権打倒ということになればいいが、そういうことは絶対に起きない。
となると、この閉塞感を打開するには、根拠のある希望を語るしかないかもしれない。
根拠のある希望だ。
ただ「頑張れ!」では何も解決しない。

日本には違う生き方がある。
原発をどんどんつくって、英語を公用語にして、グローバル経済競争を勝ち抜いて、有能な人間だけが報われる。
そういう社会ではなく、慎ましくても堅実な生活をして、国内経済と公共性を大切にして、他者とつながって心豊かに暮らす。

そういう幸せもあるし、それで立派にやっていける。
これを機にそういう社会に踏み出そう。
それは必ずできる。
従来の価値観を乗り越えて前に進むことが必要だ。
そう主張する政治家が、ほとんどいないのが残念だが。


ユニクロ五反田駅東口店のオープンが問いかけるもの/市場経済と公共性
JR山の手線五反田駅東口駅前に、ユニクロの小さな店舗ができた。
ずっと工事をしていて、何ができるのだろうと思っていた。

何ができるにせよ邪魔である。
「何も建てない方がいいのにねぇ」と家族と話し合っていたら、ユニクロがオープンしたのだ。「ええ~っ! どうしてここにユニクロが!」と、家族全員でのけぞった。

改札を出て左側の東口は、今まで駅前が一望できた。
それがユニクロに遮られて視界不良に陥ったのみならず、人の流れを断ち切るから、朝晩のラッシュ時には邪魔になる。
店舗としても中途半端で、特に必要というわけでもない。
五反田には既に大型店舗があるのである。

恐らく誰もがそう思っているだろう。
あればあったで便利かもしれないが、それこそが問題なのだ。
「あればあったで便利」ということで、私たちの生活は歪んできた。

ATMにしてもコンビニにしても、深夜に開いていればそれなりに便利ではある。
しかし、絶対に必要というわけではない。
そういう便利さを、私たちの社会は追究してきた。
そういう生き方を今、見直す必要があるのだ。

それでまずユニクロに電話をかけた。
もちろん喧嘩などしない。
私は良識的な市民であり(えへん!)、対話以外に現実を変える方法はないと考えている。
だから概ね、次のように訴えた。

「貴社のような一流企業が、こういう出店の仕方をしたのは残念です。
 以後は、空間の公共性にも配慮して頂ければ幸いです。
 ぜひ一度、本社の方に五反田駅東口店を見にきてもらいたいと思います」。

次にJR東日本に電話して、また切々と訴えた。
「貴社も人口減の折り、収益を上げるのに大変だと思います。
でも民間企業とはいえ非常に公益性が高いわけですし、土地は私有地とはいえ元々は国有地です。なによりもまず、駅の機能を第一に考えて頂きたかったです」。

次に駅長に会いにいくべきかどうか、考えているところだ。
駅長の権限はどの程度のものか調べてからにしよう。

ユニクロ五反田駅東口店のオープンは、資本主義市場経済の見本のようなものである。
私たちは今のところ、これに代わるべき経済システムを持っていないと言われる。
私はそうは思わないが、それに近い状態ではある。
誰もこの「市場経済という妖怪」を止めることができない。
利潤の追究が、人間の手を離れて一人歩きしているからだ。

ここから離脱したら、ほとんどの人は生活できない。
しかも、そのベースになっているのは土地だ。
土地が利潤を生むのである。

しかし、だからこそ歯止めをかける何かを持っていなければならないだろう。
その一つが、公共性という尺度だ。
土地さえ持っていれば、何をしてもいいわけではない。
時には利潤の追求より大切なものがある。

小売業という立場から見れば、駅前広場は絶好の場所だ。
そこをどこにに貸そうと自由だし、どちらも法律に反したことはしていない。
だがそこにユニクロが立って、駅前広場の公共性は二の次にされてしまった。
成熟社会をめざす日本で、これはまずいと思う。




ユッケ食中毒事件で隠蔽される、ウィキリークスが公表した普天間問題の嘘
日本人にとってビンラディン殺害以上の大ニュースが飛び込んできた。
ウィキリ-クスが公表した在日アメリカ大使館発の公電によって、鳩山政権時代、外務官僚がアメリカに接触して、普天間問題の解決を妨げていたことが明らかになったのだ。

当時から噂が飛び交っていて、私も大いに疑っていたが、やはり事実だった。
藪中次官、斎木局長などの実名が出たから、まさにメガトン級の破壊力だ。
小池百合子議員などの、筋金入りの対米追随派の名前も出た。
国民に対する、許しがたい裏切り行為だ。

しか~し、この大ニュースをマスコミが黙殺している。
本来ならトップニュースで流れ、日本中が上を下への大騒ぎになるはずなのに。
まるで何事もなかったかのごとく沈黙しているのですから、唖然とするしかない。

テレビや新聞はこれらを知っていて、県外移設を実現できなかった鳩山政権を公約違反と責め立て、
世論を誘導して退陣に追い込んだ。
特権意識と堕落の産物だ。
植民地根性丸出しである。

そしてテレビはNHK以下全て、ユッケの食中毒事件をトップニュースにして、この大ニュースを無視している。
従ってこの情報は実質、ネットにしか流れていない。
だが誰しも、ネットでは自分の興味あるニュースしか見ない。
どんなに重要なニュースでも、それを自分で選択しなければ視野に入ってこないのが、ネットの最大の欠点だ。

かくして、ユッケ食中毒事件を絶妙のタイミングで公表することによって、この特大ニュースが隠蔽されるという異常事態になっているのに、多くの人が気づかないでいる。
IT社会になっても、メディアをめぐる状況は変わらない。

世界フィギュア/商品としてのキムヨナを讃えるテレビ/グローバル経済が排外的ナショナリズムを生む時
世界フィギュア、安藤美姫が逆転優勝した。
嬉しいサプライズである。
やはり、彼氏(コーチ)との関係が絶好調だからだろうか(笑)

日本人体型で足が太く、体も堅いながら頑張る彼女。
考えたら23歳で、今が円熟期。
それなのに、もう終わったような印象があったのはマスコミの扱い方に理由がある。

マスコミは、そしてそのバックにいる広告業界は明らかに、安藤美姫から浅田真央へ、そしてキムヨナへ乗り換えてきた。
それがニュースでの扱い方に現われている。

深夜12時からのTBSの「すぽると」は、まるでキムヨナのための番組だった。
キムヨナの歩みを振り返り、密着映像を流して二位の彼女を讃えた。
現実には安藤美姫が優勝したのだから、妙な違和感が残った。
もう編集を終えていて、内容を変えられなかったのだろう。

ここまでテレビがキムヨナを大きく扱うのは、彼女の市場価値に注目しているからだ。
Kpopのアイドルグループと一緒に怒濤のような流れをつくって、CM商品にする狙いがあると思われる。ネットに追われ魅力的な番組を生み出せず、経費削減を迫られているテレビにとって、韓流は魅力的なコンテンツだ。
それにKARAの奴隷契約を見てもわかる通り、何より安い。

テレビがCM収入で成り立っている以上、グローバル経済下、そういうビジネスモデルもあり得る。私はキムヨナの演技路線を評価しないが、あれはあれで一つの生き方だし、ビジネスが国境を越えるのは悪くない。
だがそれが、ネット右翼を勢いづかせているのも事実なのだ。
またネットに罵詈雑言が飛び交うのかと思うと、気が重くなる。

優勝した安藤美姫を差し置いて、キムヨナばかり讃えるのはさすがに不自然だ。
このところ、キムヨナの得点が高過ぎるのではないかという指摘は、外国マスコミや多くのメダリストから度々出ていた。
それに日本のマスコミが全く触れないのも奇妙だった。
市場価値に傷をつけまいという配慮がうかがえるが、ネットにはマスコミ批判とキムヨナへの反感があふれている。

こうしたマスコミの姿勢が、純粋にビジネス上の観点から行なわれているのはすごいと思う。だが、大震災の後で日本が様々な困難を抱えている時に、反感を買うという面は無視できない。グローバル経済が排外的ナショナリズムを生むのは、案外こういう無神経さが関係しているのかもしれない。

私は最近、EU統合が移民排斥を生んでいる仕組みが実感としてわかってきた。
大企業が英語を公用語にしたり、日本の若者を「使えない」と言ってないがしろにしたり、国外移転を計画しているような話を聞くのは、気持ちのいいことではない。
不便を感じたからと、さっさと外国に移住できる人間は少数だ。

新自由主義はかつてリベラル派の主張だった。
リベラル派はあらゆる規制を取り払って、国境を消そうと言っていた。
その背後には能力への自信がある。
今思えば荒っぽい議論だった。

昭和初期の国家主義も右翼のテロも、資本の論理だけで動く大企業や財閥への反感を背景にしていた。
それが急速に庶民の間に広がっていったのである。
国家に自分を重ね合わせたい人間はいまだに少なくない。
こういう心情を甘く見てはいけない。




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