Make Your Peace
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004


プロフィール

MYP2004

Author:MYP2004
日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



RSSリンクの表示



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


いささか大仰に、民主主義を考える
民主主義とは何か。
いささか大上段に構えて、この命題について一考したい。

民主主義の具体的な運用方法は、現在のところは「選挙」制度だろう。
選挙の一票を通じて、国民は自国の政府に対して意思を表明する。
そして、多数の支持を得た政党なり候補者が執政する。
この点については異論はない。
問題はこの先だ。
多数に属した国民の意思は政策に反映されるが、少数となった国民の意思はどうなるのか。

私の言いたいことは、こうだ。
往々にして、民主主義とは多数決であると、大いに誤解している向きがあるように思う。
民主主義とは「多数を得た存在が少数派の存在をしっかりと考慮に入れた」時に、
はじめてうまく機能するのではないか。
そうでなく、ただ単純に多数決のみで全てを決していくことは、
「多数派による少数派の支配」、
言葉を換えると「多数派による独裁」であり、
これでは結果として、独裁政治と何ら変わりがなくなってしまう。
(この点から、大阪府の現知事の橋下徹は政治家失格だ。)

多数を構成した存在が少数派の存在を考慮するという「他者感覚」をどう持つか。
民主主義が正しく機能する鍵は、ここにあると思う。
だから民主主義は、意思決定に時間がかかる。意思決定の中身もすっきりとしないことが多い。
問われているのは、すっきりしないことに国民自身が我慢できるかどうかだ。
我慢できずに、分かりにくさにしびれをきらし、単純な分かり易さに流れていくと、
あなたのすぐそばに、メフィストが不気味な笑みを浮かべて立っている。
そこから独裁政治へは、半歩をあますのみだ。


スポンサーサイト

震災の日に中東を想う
神戸・舞子から見た1月17日の夕景


阪神淡路大震災での被災地住民にとって忘れられない1月17日も、今年はかの震災当日から数えて14回目になりました。
月日の経つのは早い・・まさにそういう実感です。

14年前のあの日、まだ夜が明ける前の漆黒の闇の中、激震に見舞われた地域ではあまりの激しい衝撃に、「原爆か?」と思った人が多かった・・僕もまたそのうちの一人なのですが、およそ地震のイメージとかけ離れた激しさをふと思い出してしまいます。

夜が明けると激しく壊れた町がそこにありました。
水道も電気もガスも・・何もない状態・・
病院もまた被災し、病院敷地内で多くの被害を出しながらも、被災住民を受け入れるスペースすらなく、医療関係者はその中で必死に治療を続けていました。
交通機関は途絶え、道路はいたるところで通行が困難になり、救急車すらまともに走れない状況・・

思い出すたび、あのときの絶望感が蘇ってきます。




[READ MORE...]

テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース


派遣労働問題の根っこ

芸能界では伝統的に派遣労働が当たり前であり、市川海老蔵のような一座専属や、沢口靖子や長澤まさみのような映画制作会社専属の人は少数派です。

日本で派遣労働法の最初の形が世に出たのは、1987年のことでした。この法律で派遣労働に就くことになったのは、通訳などの専門技能を持つ人々でした。

派遣労働法により、専門技能を持つ人材を、複数の事業で使えるようになりました。例えば、ニュースキャスターの久米宏も派遣労働者です。

派遣労働法は1999年と2004年に改変されました。

現在、派遣をふくむ非正規[Comment#780の指摘により、記述の誤りを訂正しました(2009.02.01)]労働に従事している労働者は全労働者の1/3を超え、彼らの社会的立場は弱い。

そこで現在、主に野党側から、派遣労働法を以前の形に戻そうという主張が出てきています。

しかしながら、それは無理または極めて困難であります。

派遣労働法の改変を推し進めた経済的な圧力を考えることなしには、状況の改善は不可能です。

20世紀末、厳しさを増す国際競争に一方的な敗北を喫することを避けるため、労働力が安い海外に、日本の大会社は生産拠点を移していきました。派遣労働法が改変されなければ、生産拠点の海外移転はもっと速く進んでいたことでしょう。

国際競争がこうまで厳しさを増したのは、自由貿易が拡大し、関税が引き下げられ、はたまた、品目によっては撤廃されたからです。消費者が輸入品を安く買えるようになったことと引き換えに、生産者に対しては、人員削減圧力が増したのです。

自由貿易と生産拠点の移転が進んだ結果、世界経済は一体化を深めました。このことで、分散投資により安全性が確保されていたはずの金融商品が、不況の広がりに際し、価格を大きく下げるようなことも起こるようになりました。

国際分散投資でかれこれ200年以上に渡って稼ぎ続けたユダヤ人も、世界の経済に一体化と危機の一体化の前に破れました。

サブプライムローン問題も、派遣労働問題も、根っこは同じです。

ヨーロッパ、アメリカ、日本が個別に景気刺激策を講じても、昔のような効果は出ない。

国際分散投資が機能するためには、世界の経済そのものが分散されている必要があります。

アダム・スミスは「自由貿易」を推進したことで知られている経済学者ですが、その「自由貿易」には他国の船の入港制限を含んでいました。生産拠点まで自由に移転してしまう、今そこにある自由貿易とは全く違います。

自由貿易をやめ、各国が自由に関税を設定できるようにすることは、現在の危機を乗り越えるための1つの解決策になりえるでしょう。


テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。