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日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004


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グラスピーメモ

Googleで"グラスピーメモ"を検索すると、最初にヒットしたサイトにこのような表題«グラスピーメモの暴露によって、91湾岸戦争時に米国の誘導でフセインがクウェートに侵攻した可能性が明るみに»の文書(http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/162.html)があった。

そのサイトにはhttp://news.antiwar.com/2011/01/02/glaspie-memo-leaked-us-dealings-with-iraq-ahead-of-1990-invasion-of-kuwait-detailed/からの引用として、

She also explicitly said the United States took no position on the border dispute between Iraq and Kuwait.

という文言が掲載されていた。どうやら、この文から、"クウェート国境紛争に介入しないことを表明していた"という解釈を導き出したらしい。

しかし、http://news.antiwar.com/2011/01/02/glaspie-memo-leaked-us-dealings-with-iraq-ahead-of-1990-invasion-of-kuwait-detailed/そのものを確認してみると、

She also explicitly said the United States took no position on the border dispute between Iraq and Kuwait, though the summary also mentions that she made clear the US wanted the move solved peacefully.

合衆国が平和的解決を望んでいること("the US wanted the move solved peacefully")が明記されている。

そもそも、"dispute"は一般に武力を伴わない紛争のことであり、武力紛争を意味する"conflict"や"armed conflict"とは区別して使われている。例えば、尖閣問題も"the Senkaku dispute"や"the Senkaku Islands dispute"であり、アメリカ合衆国が尖閣問題について中立の立場を表明することは、中国と日本の間の武力紛争を黙認することを意味しない。

むしろ、この文書では、グラスピーは遠まわしに、イラクとクウェートの間の国境問題が武力を伴わない限り、アメリカ合衆国は中立の立場を取る、との旨を表明したように思える。イラクが武力進攻を行えば、アメリカは黙っていないぞ、との脅しとも解釈できる。

グラスピーメモそのものはhttp://213.251.145.96/cable/1990/07/90BAGHDAD4237.htmlにおいてあったので、該当箇所を読んでみた。

THE AMBASSADOR SAID THAT SHE HAD SERVED IN KUWAIT 20 YEARS BEFORE; THEN, AS NOW, WE TOOK NO POSITION ON THESE ARAB AFFAIRS.

なんと、グラスピーメモによれば、大使は、20年前からずっと、アメリカ合衆国が"THESE ARAB AFFAIRS"(アラブのこれらの案件)に中立である、という事実を指摘しただけであった。

FacebookとTwitterでネット上の情報伝達は断片的なものになってきた。このような状況の中で、既存のジャーナリズムが果たすべき役割は困難にしかしむしろ大きくなっている、といえるのかもしれない。

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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済


尖閣衝突問題

9月7日に中国漁船衝突事件が起こってから、国内には政府の対応への批判もあるが、政府には他に選択肢がなかった。

日本も中国も尖閣諸島における領有権を主張して譲らない。そんな中で、日本の海上保安庁の巡視艇乗組員が中国漁船の船長を拘束してしまえば、政府は取り調べをしなければならなくなる。もちろん、尖閣諸島に同じく領有権を主張する中国は、報復措置に打って出る。中国が日本向け希土類の輸出を差し止めれば、日本の産業のかなりの部分は瓦解してしまうから、最終的には日本政府が譲歩するしかなくなる。

問題の発端は明らかだ。巡視艇乗組員が船長を拘束したのがいけなかった。

主張と現状認識を分けて考える必要がある。尖閣諸島における領有権を主張するのは悪くないが、領有権問題が未解決であるのが現状だ。だから、巡視艇乗組員は船長を意図的に取り逃がすべきだったのだ。

巡視艇乗組員には、もっと柔軟な判断力を養ってもらわねばならない。そうしなければ、結局、日本の外交が敗北するのだ。


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引き続き菅政権

民主党代表選で、菅直人が小沢一郎に大勝した。

私は特に管直人を支持する1人ということもないが、この代表選では、やはり、管直人が勝たなければならなかったのだと思う。

3ヵ月前に政治資金に関する疑惑で幹事長を辞めた人が代表選に出るのは筋が通っていなかったし、菅政権は成立からまだ3ヵ月ほどしか経過していないことも、党内外において、菅支持の流れを拡大した。

アメリカに対して菅直人があまり強い主張を突きつけないことを批判する向きもある。その批判は間違っていないが、政治の争点は軍事と外交から経済と福祉に移っており、政策課題リストで基地問題の軽減や解消の優先順位が下がるのはもうどうしようもない。

当面、経済を何とかしてくれれば、菅政権には合格点を出していい。経済の不調も平和にとっては脅威なのだ。

9月15日のドル買い介入は、市場参加者の虚を突いていた。代表選勝利後の最初の一手は紛れもない好手だった。


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スペインの職場の話

スペイン人は"早朝出勤している"というが、その時刻は午前10時らしい。

スペイン人は昼食時に自宅へ帰ります。誰が何といおうと、自宅に帰れるならば昼食は自宅で取るらしい。

昼食後には昼寝をする。これがないと働けないとスペイン人はいいます。

昼寝の後はワインを飲みながら仕事をする。にわかには信じられなかったのだが、テレビ番組«世界の車窓から»では、列車の車窓すらワインを飲みながら仕事をしている様子が紹介されていました。

仕事中でも、どこかから歌声が聞こえてきたら、スペイン人は大きな声で歌い返します。

土日どころか、かったるい日ならば、スペイン人は休んでしまいます。

夏休みは7月に始まり、9月に終わります。

日本人と比べると、スペイン人は随分とのんびりしています。

日本の1人あたりのGDPは35,650ドルほどで、世界第22位です。スペインの1人あたりのGDPは33,385ドルほどで、世界第25位です。そう、違いは僅かです。

実質労働時間あたりの生産で比べれば、スペインの方が日本よりずっと効率がいい。

経営者が労働者を効率よく使おうと躍起になっても、効率はほとんど上がらない。

安く大量に作る努力を重ねても、売れるものを作らなければ意味がない。


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萌えあがれ日本!
animetrend100408.png(←クリックで画像は拡大します)

画像は、アニメ作品を"癒""泣""鬱""燃""萌""和"の傾向に分類し、それぞれの分類について、P2Pネットワークの1つであるShareネットワーク上のキー情報量の割合を集計して作成したグラフです。情報量は文字数にして1億4000万文字/日、レコード数では100万/日ほどになります。(キー情報の収集は合法です。)

分類のそれぞれを簡潔に説明すると、

  • 癒 ··· 悲しみとその後の希望
  • 泣 ··· 号泣路線
  • 鬱 ··· 絶望や死
  • 燃 ··· 団結して敵と戦うってのノリ、つまり、全体主義的使命感
  • 萌 ··· 君のためなら頑張れるってノリ、つまり、個人主義的使命感
  • 和 ··· 平穏な日常と笑い

    となります。これらは一般に使われている意味とはちょっと違うかもしれません。

    ノイズを取り除くために平滑処理をしているため、このグラフには現状に対して17週間の遅延があります。

    さて、今回は"燃"と"萌"に注目していただきたい。

    私の持論では、不況や社会不安が長引くと、豊かさが失われ、個人的であることが難しくなり、"萌"が減って、"燃"が増えます。この2つはほぼ常に逆相関関係にあります。

    2007年の夏ごろ、2008年の秋ごろは、政権交代の機運を反映してか、"萌"が少々回復していますが、基調は右肩下がりです。

    そして、2010年の4月8日に、"萌"は再び回復を見せています。17週間前といえば、2009年12月10日になり、行政刷新会議と仕分け人が世間を大いに賑わわせていたころです。やはり、行政刷新に国民が寄せた期待は大きかった。

    しかし、鳩山の内政手腕には疑問の余地が大きい。ペイオフ金額の引き上げなしに郵貯上限を引き上げたことは、多分、中堅以下の金融機関の経営不振を引き起こすことになるでしょう。普天間問題についても、内政手腕の未熟さで、今なお移転先を決められず、解決に手間取っています。鳩山政権の弱点は内政にあるのです。

    野党陣営を見ると、自民党はどうもそのあたりがわかっていない。民主党の政策のほぼ全てに否定的な態度を取っているため、民主党に反対することだけが決まっているかのようで、主張がはっきりしない。新党«たちあがれ日本»も、不発だった"自主憲法"や"国を愛する教育"を掲げている限り、選挙じゃ勝てない。

    台風の目になるのは«みんなの党»ではないか?

    参院選が楽しみです。

    萌えあがれ日本!

    (Lexar)

    P.S. 最近、市場を混沌として捉える混沌学(chaology)を学んでいて、驚愕すべき可能性に気が付きました。証明も説明も難しい。しかし、近いうちに誰かがスマートにそれを説明して、ノーベル賞でも取りそうな気がしています。そうなると、既存のマクロ経済学は、多分、一掃されるでしょう。

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