Make Your Peace

日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004

「日本人はバカになった」は本当か

「週刊朝日」が、「『日本人はバカになった』は本当か」という特集を組んでいる。
勉強しない、本を読まない、レポートはコピペで済ませる、向上心がない、大学生がひらがなばかりの答案を書く…。

歎きの声は主に大学教授から出ている。
大学が学生をお客さん扱いしている、推薦入試が悪い、学生によるアンケート評価重視で簡単な授業しかできないなど、様々な声がある。

大学が学生確保に奔走している今、現実問題として入りにくくすることは難しいのだろう。
今年のセンター試験には、小学生の教科書レベルの文章が問題文として出されたそうだ。
こうなると、卒業のハ−ドルを高くするしかないということになる。

OECDの国際学力比較調査の結果が騒がれて久しいが、
記事によると、実は大人の学力が低下しているのではないかというのだ。
そこで今度は、社会人の学力比較調査が行われるらしい。
これからは社会人の学力アップが問題になり、リクルートやベネッセがまたビジネスを拡大するのだろうか。

それもまた、おかしな展開である。
そもそもこの、国際学力比較というものに私は疑問がある。
どうして誰もこれを疑わないのだろうか。
この比較調査の背景に、教育産業のグローバル化に絡む動きがあるという説もある。
だが教育は国家間競争の道具ではない。

問題の根本は、偏差値体制をつくったことにあると私は思う。
数字に依存し、数字を動機づけにした教育が空洞化しないわけがない。
韓国や中国、東南アジアの国々にも「勉強しない」とバカにされているというが、
もともと極東の島国が、競争を動機にしてきたこと自体が間違いである。

勉強するのは自分と周囲を幸福にし、コミュニティを形成していくためだ。
それに数字しか目標のないような勉強を、日本の子どもたちはもうしない。
日本社会はそういう段階に入ったのである。

少子高齢化に人口減少、中国の台頭などで国の在り方が問われている今こそ、
本当の教育改革を行うチャンスだ。
学ぶ意味を根本的に再構築しないといけない。
上昇志向が学習意欲を支える単純な時代は終わったのだ。

今のままでは本を読まない大人が増える一方だ。
たとえ勉強ができても、出た学校の比較ばかりしているような人間では意味がない。
「週刊朝日」や「AERA」を見ていると、いわゆる難関大学を出た人たちがつくっているとすぐわかる。
細かい序列を気にしている人向けの記事が多い。
しょせん、狭い島国の中の序列だが。

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「いのち」×24

 2010年1月30日の施政方針演説を、鳩山首相は「いのちを守りたい」で始めた。「いのち」は演説中に24回使われ、経済通商から軍事外交までに渡って、通奏低音のように響いていた。


 思い返せば、小泉政権時代から、日本の政治はある種のミクロ思考に陥っていた。マスコミも小泉に同調するところがあり、2006年4月28日の産経新聞には、漫画家さかもと未明の次のような意見が掲載されていた:
 何を捨て、何を極めるか。私はこれ以上ないくらい真剣に考え、行動した。お金もコネも情報も何もなかったからだ。
 今の日本に本当の不平等などありはしないと私は思う。一見不平等に見えるものは必ずチャンスになりうる。それを見いだせないのは、社会や国が悪いからでは決してない。個人の気持ちの問題なのである。
 さかもと未明のこの意見は典型的な自己責任論であり、ミクロ思考の産物だ。大新聞が掲載するべき意見としては、いささか政治的に幼稚ですらあるかもしれない。


 マクロに考えると、結論はほとんど自明だ。努力する人が成功するとは限らない。全ての人が今よりも努力したとしても、その中で総合的に優秀な一握りの人だけが、思い通りの成功を勝ち取る。例えば、東京大学の定員は決まっているので、受験生全員がさらに努力したとしても、合格者の数は変わらない。
 個人の努力をあてにしても、社会や経済の問題の多くは全く解決しない。政治におけるミクロ思考は一種の責任放棄に他ならない。
 鳩山内閣は政治の嵐の中を大きく揺さぶられながら進んでいる。"政治とカネ"など、容易に批判されるスキもある。しかし、鳩山首相がマクロ思考の資質を有し、政治の責任を正確に認識しているのは、「いのち」×24で確かなこととなった。

 

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なんで「政治とカネ」が争点なんだ? 〜小沢幹事長の土地購入問題〜

バカバカしくて、やってられない。
1月18日開会の国会だ。
マスコミの論調は、「政治とカネ」が今国会の争点だとか。
野党転落の自民も公明も、一斉に追求する構えらしい。

どうして「政治とカネ」が争点なんだ?
現今の情勢を冷静に分析して、優先順位を考えれば、
その問題ははるかに低い。
それよりも、景気浮揚や雇用問題、更にはセーフティネットの充実、JAL問題などの方が、優先度は遥かに高いはずだ。

そもそも、カネの問題と言ってしまえば、
政治家なんて、誰もがスネに傷持つ身だ。
社民党だって、辻本清美が問題にされただろう。
自民なんか、論外だ。小沢問題を争点化すればするほど、ドツボにはまる。

公明だって、創価学会はどうなんだ。
税制が優遇されている宗教法人を隠れ蓑にして、支援活動をしているが、
厳密にいえば、その活動だって問題はある。
与党時代に学会本部や池田大作への国税局からの追求を避けるため、
引退していた矢野元委員長を使って工作していたんだろう。
その問題はどうなんだ。
政治とカネの問題と言うなら、今の議員のほとんどが何らかの問題を抱えているはずだ。

私は政治家に善良さを求めない。
求めるのは、やるべきことをちゃんとやることだ。
善良で悪いことは一切しない人で、シゴトができない人と、
多少のグレーな部分はあっても、着実にやるべきことをやる人と、
どちらがいいのか。

頼むから、本当に必要で優先順位の高いことをやってくれ。
困っている人を助けることに力を注いでくれ。


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舞子海岸の孫文記念館

のんびりと時間のできた休日、思い立って舞子海岸にある「孫文記念館」に行ってみることにしました。
僕の自宅から路線バスで10数分、舞子駅にほど近い海岸にその建物はあります。
実は、孫文記念館は世界中にありますが日本ではここが唯一です。
孫文記念館

建物自体も大正時代の名建築で、国の重要文化財に指定されていますが、明石海峡大橋建築の際、工事の支障になることからいったん解体され、改めて海峡大橋完成後に元あった場所よりやや南寄りに移築、復元されたものです。
明石海峡大橋と孫文記念館

舞子の人たちの間では記念館東側の八角形の建物、移情閣は「六角堂」と呼ばれて親しまれています。
なぜ八角形なのに六角堂かというと、どこから見ても・・六角形に見えるからなのだそうです。

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NHKの土曜ドラマ「蒼穹の昴」に期待!

NHKの土曜ドラマ、「蒼穹の昴」の予告篇を観ました。
いやぁ面白そうじゃないですか。
西太后に仕える宦官と、科挙にトップで合格した官吏という幼なじみの二人が、
時代の流れの中で敵味方に分かれていくのです。

宦官を演じるのは陳凱歌の近作「梅蘭芳 花の生涯」で、若き日の梅蘭芳を演じた余小群。舞姿がとても美しいので、期待してください。

田中裕子の西太后は貫禄充分!
だてに歳を取っていなかったね、この人。
同世代の私は昔から彼女のファンです。
この配役はやはり、彼女が「おしん」に出ていたからか。

萬朝報の記者役は小沢征悦ですが、この人「篤姫」「坂の上の雲」など注目作に出演しては、いい役ばかり演じてます。
うまくもないのに、親の七光りもいいところです。
私はすっかり小沢征爾に失望しています。
俗人だったのね。

それとこのドラマ、取り合えずBSでしか放映されません。
せっかく、戊戌の変法、戊戌の政変という難しい時期の興味深い物語を、日中合作でつくるのに。

「坂の上の雲」と両方を見比べると、多様な視点で明治を見られるのに、「坂の上の雲」だけ地上波でというのはどうよ!
いえ、うちのTVが古過ぎて(まだ厚型TV)、BSが観られないだけの話ですが。

1月2日、夜10時スタート。
全25回です。

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