Make Your Peace

日々の生活をする普通の人々が平和について考えるサイトです。本ブログは書き手によってカテゴリーを分けています。それぞれの違いもお楽しみください。 by MYP2004

ユニクロのヒートテックが支える          薄着ファッションのはかなさ

細部にこだわり、それがどんどんエスカレートしていく日本文化。
独特の進化を遂げた携帯電話もその一つだ。
洗練と言えば言えるかもしれないが、とにかく改善に継ぐ改善である。
改革は苦手。

で、朝晩ぐっと冷え込んできた今日この頃、目につくのは細さを際立たせる薄着ファッション。
胴長短足の日本人が、体に密着した服を着て前屈みにちょこまかと歩いている様は壮観だ。
まるでアニメの実写化。カワイイという見方もできる。

しかも、そうは言っても寒いから、レギンスとミニスカートといった形で、さりげなく下半身の防寒にも励んでいるところがさらにカワイイ。
かつてコンプレックスの源泉だった足の短さも、今やチャームポイント。
クール・ジャパンなどと評価されているという噂も流れてきて、自信もついた。

その薄着文化を支えているのが、ユニクロのヒートテックだ。
薄着志向がヒートテックを生んだのか、ヒートテックが薄着が加速させたのか。
鶏と卵である。

ちなみにヒートテックは、薄くても暖かい肌着。
ババシャツと言われていた、暖かい肌着のイメージを一新したヒット商品である。
この季節、数枚まとめ買いする人が多いから売れに売れている。

日本人は洋服の着こなしにおいて、ある段階に到達したと言えよう。
長く借り物だった洋服を、自分流に着こなせるようになったのである。
まずはめでたい。

しかし、問題がないわけではない。
その最大のものは、ドレスコードをつくれていないということだろう。
その場にふさわしい服装という基準がない。
自分が着たい服を着ているだけなのである。

その結果、女性社長とスーパーで買い物をする主婦が同じ服を着ていたり、
商談の場にセクシーな服を着ていったりする。
セクシーと言えば、昼と夜の区別もついていない。
真っ昼間からそんな服を着てどうするの!的な勘違い女性も多い。
そういうところに知性が出るのだが。

しかし、それもこれも日本の無思想というか、無定見、無原理、無原則と深く関連している。それが日本のファッションを面白くしているのだが、弊害もあるわけだ。

話は戻るが、取り敢えず私はヒートテックは着ない。
年齢的にユニクロの色と形は無理だとか(若作りはしない主義)、TVで見た店長会議における柳井社長の態度が不愉快だったとか、理由は色々あるが、一番の理由は厚着が好きだからである。
冬は風船のように着膨れしていたい。

私は夏に黒を着るのも、冬に薄着風に見せるのも好きではない。
季節感を大事にしたいからだ。
意識して四季を感じていたい。

それに、快適な空間を前提にした薄着ファッションははかない。
幻影の上に成り立っている。
この先、エネルギー事情がどうなるかわからない時に、そんなお気楽な生き方でいいのか。

世界情勢とリンクしていない点では、アフガンストールの流行と構図が同じだ。
日本は資源がない。
外交も下手だから常に足下が揺らいでいる。
エネルギーの供給が止まれば、薄着風のおしゃれなど一発で吹き飛んでしまうだろう。




PageTop

アフガンストール大流行 〜 日本人の無邪気で平和な日常

アフガンストールが大流行している。
かつてアフガン戦士が着用していてタリバンも着用している、正方形のストールだ。
三角形になるよう半分に折って首に巻く。

布を体に巻きつけるのは、服に機能を求める近代化志向とは逆の方向であり、ファッションとして面白い。その代表がインドのサリーだ。
和服も基本的には巻きつけるものである。

アフガンと言えば、カルザイ大統領の民族服と帽子が有名だ。
フランスのデザイナーたちがベストドレッサーに選出したこともある。
国際情勢をファッションから見ていたわけで、さすが!と感心した。

ところで、アフガン情勢が緊迫している。
国土の7割でタリバンが復活しているとも言われ、オバマ政権は対テロ戦争の主戦場を、イラクからアフガンに移した。
日本は憲法問題を強引に突破して自衛隊が給油活動を行っており、韓国は再派兵を決めた。事態は深刻なのである。
大勢の人が死んでいる。

で、アフガンストールの大流行。
無邪気というかなんというか・・・。
もっと問題意識を持ってほしいとまでは言わない。
アフガン人だけが着用しているわけでもないし、おしゃれは自由に楽しむものだから。

しかし! それにしても!である。
アフガン情勢の緊迫化とアフガンストールの大流行が同時進行とは、考えさせられるではないか。アフガンという言葉から何も連想しないのだ(ある意味、幸せ?)。
この極東の島国にあるのは、もはや消費文化のみ。
これを平和というなら確かに平和だが。
PageTop

ゾンビ曾野綾子、ブッシュ元大統領、森元首相・・・まかり通る厚顔無恥

およそ小説とは言えない駄文を書き散らしてきただけなのに、作家などと自称している曾野綾子。それ誰?と言う人も多いだろうが、別に知る必要もない。
もう過去の人だし。

最近では、沖縄における集団自決に軍が関わっていなかったという裁判を支援したり、安倍政権の下で教育再生会議のメンバーになって、「18歳になったら奉仕活動をさせろ」などと言いたい事を言っていたが、ゾンビが何を言うか。

しかも何と今度、日本郵政の社外取締役に内定したらしい。
詳しいことはわからないが、なんで?
どうしてこんな人間がいつまでも現役でいるのか。
ゾンビ曾野綾子を生き返らせたのは誰だ。

それにしてもまぁ、世渡りのうまい人間だこと。
確か郵政民営化論者だったはずだが。

世の中、こういう厚顔無恥があふれている。
日本シリーズ第三戦の始球式に登場するブッシュ元大統領。
失言の連続で国難的状況を招いたのに、実力者風を吹かせている森元首相。
全く、真面目に生きているのがバカらしくなる。

PageTop

鉄道よ、座して死を待つな!

麻生政権最大の大失策、「土日・休日の高速道路1000円」の影響で鉄道、特に長距離旅客を対象にしたJR特急列車の利用率が大幅に下がり、鉄道各社は危機感を募らせている。

今年の夏の輸送ではJR四国においては前年度比85〜87%と言う厳しい数字がでていて、普通の民間会社なら倒産の可能性すら出る数字でもある

さらに、新政権たる鳩山政権においては、高速道路の完全無料化を実施する方向で検討がなされていて、これまでは主に観光客や帰省客が鉄道からマイカーへのシフトが進んできたものが、高速道路完全無料化となると鉄道の砦たるビジネス客、用務客にまで影響が広がるのはこれはもう、火を見るより明らかである。
実際にJR四国社長は「高速道路化により、年間30億程度の減収が見込まれる」として、現政権に「高速道路無料化」を見直すよう、発言している。

諸外国、欧州はもちろんだが、かの車大国である米国ですら「モーダルシフト」が進んでいる現状の中で、日本は全くその動きに逆行し、交通によるCO2大幅増加と言う道をあるいている。

PageTop

鳩山政権 ― 外交と二酸化炭素

 2020年までに日本の二酸化炭素排出量の25%を削減するという目標を提示することで、鳩山由紀夫首相は華やかな首脳外交デビューを果たした。世にいう鳩山イニシャティブである。
 この鳩山イニシャティブはとてもよく出来ている。まず、「主要排出国が新たな枠組みに参加することを条件として」という限定がついている。鳩山イニシャティブには、「主要排出が新たな枠組みに参加しないのであれば、日本が二酸化炭素削減で目標を達成できなくても、他国に文句をいわせないぞ」という意味が含まれる。
 主要排出国の態度がどうであれ、鳩山イニシャティブは悪くても日本経済に対して中立だ。

主要排出国が新たな枠組みに参加する場合

 日本も他の主要排出国も、輸出製品には二酸化炭素排出削減コストが上乗せされることになり、日本にとって競争上の不利はない。他国が二酸化炭素排出削減のために日本から設備を買えば、輸出額は伸びる。
 国内に目を向けても、ある企業が二酸化炭素排出削減のために支出すると、そのための設備などを納入する別の企業にとっては収入になる。国内で二酸化炭素削減のための技術と設備を調達できる限り、経済は縮んだりはしない。

主要排出国が新たな枠組みに参加しない場合

 25%の削減目標から日本も解放されることにはなる。
 しかし、輸出企業にとっては、状況は大して変わらない。
 例えば、ヨーロッパ経済圏は自動車の排気ガスに含まれる二酸化炭素の量について徐々に規制を厳しくしていき、2020年ごろには10·15モードよりも値が悪くなりやすいヨーロッパ基準で24.4km/ℓくらいを達成していない車両ごとに、製造会社に罰金が科せられる予定になっている。日本のホンダフィットもマツダデミオも、今のままではヨーロッパ市場から締め出されてしまう。
 悪くいえば、二酸化炭素排出規制を謳い文句に、ヨーロッパは貿易政策で保護主義を実践するつもりだ。
 自動車からの二酸化炭素排出は全体の排出の半分ほどである。仮に日本がヨーロッパの基準を満たす自動車を作れば、それだけで25%削減という目標にかなり近づく。
 産業政策としても、鳩山イニシャティブは悪くない。

PageTop